近年、OpenAI ChatGPT、Anthropic Claude、xAI Grok等の生成AI(generative artificial intelligence)の研究開発が急速に進展しており、社会の様々な場面で実際に利用されるようになっています。インターネット上に存在するデータを含め、膨大なデータの学習に基づき、新たな表現を生成できるソフトウェアの登場は、社会を一変させる力をも秘めています。故に、生成AIが存在しなかった社会での規範では今後の社会を正しく導けない可能性があると言えます。このことは教育においても同様です。
ステップ高校では次の点に留意し、生成AIを教育に積極活用します。
原則として学習活動の中で生成AIを利用できます
手順を省くための生成AI利用ではなく、創造的な学習活動のための生成AI利用を目指しましょう
生成AIを利用した場合でも、自身が行った学習活動(レポートや課題等)に対しては自身が責任を負うことに注意しましょう
生成AIは実社会のデータを学習することで成立しています。人間もそうであるように、学習するデータに誤りや偏りがある可能性、学習過程に誤りや偏りがある可能性に留意します
生成AIを利用することで自らの人生や社会を豊かにすることは有益なことですが、多くの道具と同様に、生成AIにも人生や社会を危機に陥れるような負の面があることに留意します
生成AIは急速な発展を続けている技術です。常に最新の状況を学び、最善の利用がなされるよう努めます